新しい時代に求められる教育環境を整え
次世代を牽引できるグローバル感覚を有した人材を育成します。

現在、私達が住む社会は、二か国語を駆使する者が重宝されたバイリンガル(Bilingual)時代が終わりを告げ、多言語を駆使するマルチリンガル(Multilingual)時代へと激変しています。
そうした中、『金剛学園小中高等学校』は、名実ともにインタナーショナルスクールとして、韓国語・英語・日本語の三か国語を駆使できるトライリンガル(Trilingual)育成のメッカとして、新しく生まれ変わります。

本学園は、多くの先駆者達が在日韓国人の子孫のために “異邦人”の境遇にありながら、“貧困”という逆境の中でも、十匙一飯(力を結集して人を助けること)、私財を投じて建てられた世界初の在外韓国学校だからこそ、歴史的価値があると同時に、崇高な意味合いが宿っているところでもあります。
設立以来、約70余年という悠久の歳月にわたり、本学園は、このような崇高な建学の精神を完全に継承して、韓民族の“魂”を堅持することを最も優先の価値と考えてきました。
しかし、時間が経つにつれ、私達自身がマイノリティ(Minority)特有の生命力を失いながら、同時に“韓民族”であるというアイデンティティも徐々に希薄になってきており、日本社会において、本学園は厳しい現実の中にいます。

そして、時は2021年4月…崇高な建学の精神を胸に秘め、日韓両国の次世代を牽引する将来有望な子供達を対象に、現代に合ったグローバル教育を推し進めるために、本学園は、“大阪金剛インターナショナル小中高等学校”として再出発いたします。
現在の社会は、世界的に激変の中にあり、国と社会との間にある境界を取り払い、世界中のあらゆる人々とコミュニケーションを図ることができる、より創造的で主導的な人材を求めています。
さらに、さまざまな言語を駆使して、より幅広く受け入れるマインドで、より多くの事を学ぼうとする熱意をもった人材…これこそ、本学園が育成しようとする“グローバル時代をリードする人材”です。
マイノリティとしてのアイデンティティを強め、マジョリティ(Majority)とは堂々と渡り合い、同化していた以前とは次元が異なる新しい教育を実践してまいります。

本学園には、様々な国籍の学生達が在籍しています。彼らが今後、日韓両国の架け橋となる役割を担い、ひいては全世界に通用するグローバルリーダーとして成長するよう、私を始め、教職員一同が心をひとつにして、さらに邁進してまいります。
そして、本学園の先駆者達による崇高な建学の精神が、世界中に広がっていくように、その役割を忠実に果たしてまいります。

『大阪金剛インターナショナル小中高等学校』は、他の私学にはないリーズナブルな授業料にもかかわらず、高度な語学教育と多彩な教育プログラムを提供し、次世代を牽引するにふさわしいグローバル感覚を持った人材を育成いたします。皆様のご入学を心よりお待ちしております。

カムサハムニダ。

学校法人金剛学園

理事長 崔  潤

SNS